
いっしょに霊的摂理・真理を学んで人生の目的を知り、
共に限りある今生を力強く活きませんか。
開催日/2023年12月5日(火)
時 間/午後7時~8時30分
場 所/大阪市立生涯学習センター
TEL: 06-6345-5000(代)
大阪市北区梅田1-2-2-500
大阪駅前第二ビル5階
アクセス案内:
https://osakademanabu.com/umeda/access
内 容/「シルバーバーチの霊訓」 一巻 ニ章
“なぜ生まれてきたのか”
(スピリチュアリズム普及会発行)
持参品/「シルバーバーチの霊訓」 一巻
氏 名:亀水 忠茂
生まれ:1950年 男性 現役企業人(製造業)
住 所:兵庫県
趣 味:読書、クラシックカメラの収集
その他:
学生時代から常に人生の目的、意義を知りたいと探求してきました。
世の中あげて、科学・物質万能、拝金主義に突き進んでおります。そして五感に感じる現実のこの世界が人生の全てであって、それを謳歌するためには、どうしてもお金や地位、権力が必要と信じきって、その実現のためにはああでもない、こうでもないと、じっとしていられない毎日を送っております。そのため不安、恐怖、心配事が朝、目覚めたときから脳裏をよぎり、いつもの取り越し苦労がまた始まります。他人のことをかまう余裕もありません。
では、はたして目に見えるこの世界や身体が唯一のものなのでしょうか。世の中で言われるように、死とともにすべては無に帰するとすれば、ほとんど苦悩の連続の人生とは一体何なんでしょうか。
あるいは昔からいわれているように霊魂という本当の自分、本体があって、じつはその霊の力というか、気のような生命エネルギーがその肉体を動かしているのでしょうか。
今の私たちの人生はとても短い一度きりの貴重なものです。理性に照らして納得のいく答えを今生で見出したいものです。 私は迂用曲折の末、ようやく「シルバーバーチの霊訓」の中にその答えを見つけました。人生に疲れた方、心配、不安の絶えない方、いっしょに霊的摂理・知識を学び、人生の目的・意義を知って、共に限りある今生を力強く活きませんか。
“あなたがた地上の人間にとっての大きな問題は、やむを得ないことかもしれませんが、人生というものを間違った視点から観ていることです。つまり、あまりにもこの世的・物質的観点からのみ人生を考えていることです。人生には確かに地上的な要素がありますが、同時に霊的なものであり、永遠に続くものなのです。その永遠なるものを地上的視野だけで眺めてはいけません。それでは十全な判断はできません。神の子には、一人の例外もなく、善悪ともに埋め合わせの原理が働くのですが、地上生活のみで判断しようとすると全ての要素を考慮することができなくなります。”
(「シルバーバーチの霊訓」一巻 P38 スピリチュアリズム普及会発行)
[世間の人々から非難され、落胆している女性霊媒に対して、シルバーバーチは次のように語った。]
“あなたは、非常に強力で優れた指導霊の導きを受けています。もし、あなたが指導霊に対して完璧な信頼と信念を持つなら、すべてがうまくいくようになります。 (中略)
どうか、あなたが手助けできる多くの人々がいることを忘れないでください。あなたを通して素晴らしい霊力が活用されることになるのです。その霊力の働きを信じてください。霊力は、あなたの前途に立ちはだかるあらゆる障害物を取り除いてくれます。
あなたはとても感受性が豊かな方です。あなたは霊媒としてさまざまな悩みを抱えていますが、それはすべて大霊の摂理にそって発生しているのです。 (中略)
どうか、物質的なものではなく、霊的なものに目を向けてください。そうすれば、あなたは大霊の光に包まれ、いずれ朽ちていく肉体の奥にある不滅の霊を傷つけるものは何もないことを悟るようになるでしょう。あなたを取り巻く環境は、あなたの身体に何らかの影響を及ぼすかもしれませんが、それが大霊の賜物である霊を傷つけるようなことにはなりません。 (中略)
あなたはとても感受性が豊かな方ですから、それに見合った苦悩を味わうことになります。最強の霊力と大霊の完璧な愛が常にあなたとともにあり、それがあなたを通して他の人々に流れていくようになるということを、忘れないでください。霊界の者たちは、あなたに最高の叡智による助言を与え、進むべき道を示し、その霊力によって支えます。私たちは常に、地上世界の嵐と困難からあなたを守り、安らぎの場へと導きます。
あなたは、今の立場に留まっているべきです。霊力は活用されなければなりません。霊力を閉じ込めてしまってはいけません。 (中略)
地上人生において悲しみや喜びの体験を積むまでは、あなたは真の霊媒(高級霊の道具としての霊媒)になることはできません。自分が暗闇の中にいると感じたときには、それは影にすぎず、いずれ消え去るものであることを思い出してください。太陽の光は、あなたの内部に存在する霊の宝を再び輝かせることになるでしょう。”
(「シルバーバーチの教え」下巻 P181 スピリチュアリズム普及会発行)
“霊界からのインスピレーションを正しく受け取るには” (霊力)(2023.10.20)
「シルバーバーチの教え」下巻 二十三章 “さまざまな質問に答える”より引用
(スピリチュアリズム普及会発行)
“私は今日まで、皆さんが知っておくべき霊的真理をシンプルな言葉で説いてきました。霊的真理に新たに付け加えるものは何もありません。今、地上人に必要とされているのは、霊性を発揮して、霊力(インスピレーションなど)をもっと容易に受け入れられるようにすることです。現在の地上人類は、あまりにも霊力を否定しています。” P202
“霊力は活用されなければなりません。霊力を閉じ込めてしまってはいけません。”
(「シルバーバーチの教え」下巻 P184 スピリチュアリズム普及会)
これまで何度もこの「寸感」で引用してきた霊訓の繰り返しになりますが、今回は日常生活においていかに霊力を活用するかの具体的な方法を取り上げてみましょう。
そこでアイデアなどの“ひらめき”や“気づき”、あるいは“思いつき”と世間一般では言われている啓示、すなわち霊力の一種である“インスピレーション”にフォーカスをあてて、どのようにすればそれを意識的に、且つ、正しく霊界から受け取ることが出来るのかについて、シルバーバーチの霊訓に基づいて検討してみたいと思います。
なお余談ですが、私の場合に例えると、ちょうど“良心の声”のような無声の声で、まるで諭して導くかのように話しかけてくる声(あなたは・・・等)が必要に応じて適宜聞こえてきます。但し、選択の自由は当然のことながら私自身にありますので、あくまでも自由意志による自己責任となります。また、最初の内は自分自身と霊人(“本当の自分”の類魂である守護霊か、または指導霊)との区別が困難で暫くは気づきませんでしたが、霊的知識を学びながら場数を踏めば明確にその識別ができるようになってきます。
【霊界からの指導の実際】P189より
――指導霊から積極的な働きかけを受けている人が、それに気づかないということがあるでしょうか。
“大いにあります。その事実(指導霊の存在と働きかけ)を知っている方が、知らないままでいるよりも協力関係を強化することができます。” P191
――指導霊の存在を知ることによって、もっと霊力を受けやすくなるのでしょうか。
“指導霊の存在を知っていれば、その人間と霊との関係はより親密になります。知らずにいるよりは知っている方が好ましいのです。光が得られるというのに、暗闇にいたいと思う人がいるでしょうか。飲み物があるというのに、どうして渇きを我慢する必要があるのでしょうか。”P191
【質疑応答】P194より
“地上人は、霊界からのインスピレーションを無意識のうちに受け取ることもあれば、意識的に受け取ることもあります。霊的感受性が強い人間は、霊界から送られてくる思念をインスピレーショとして受け取り、それを(表面)意識の中に強く印象づけることになります。” P195
“あなた方は大霊の一部であり、その肉体の奥に大霊の分霊が埋め込まれています。あなた方は大霊のミニチュアであり、それぞれの魂の進化に応じて大霊が有するすべての力にアクセスすることができるようになります。” P196
“もしどの方向に進むべきか分からなくなったときには、いったん休止して心の平常を取り戻すことが大切です。そして霊界からの指導と援助を求めて祈るのです。私たちへの絶対的な“信頼”と“確信”があるなら、与えられる援助と霊力とインスピレーションに限界はありません。”
(「シルバーバーチの教え」下巻 P87 スピリチュアリズム普及会)
“あなた方一人ひとりに大霊が宿っています。もしあなたが、内在する大霊を顕現させようとして心を開くなら、大霊はあなたを通して霊力と啓示(インスピレーション)をもたらすでしょう。”
(「シルバーバーチの教え」下巻 P136 スピリチュアリズム普及会)
“しかしあなたが、自らを神に委ね、神の貯蔵庫からインスピレーションを受けるために魂の扉を開くなら、あなたの魂は古の預言者たちを鼓舞したのと同じ霊力によって満たされます。”
(「シルバーバーチの教え」下巻 P118 スピリチュアリズム普及会)
⇒“心を開く”“魂の扉を開く”とは、魂に秘められた潜在能力、すなわち潜在意識下にある神の分霊としての“本当の自分”の霊性心や霊能力を発揮し、自らを神に委ね、導きやインスピレーションなど霊的なものを受け入れる心の態勢を整えること等を意味します。
【シルバーバーチの祈り インボケーション】P217より
“なぜなら、すべてのインスピレーション、すべての真理、すべての叡智、すべての啓示、すべての知識が蓄えられている無限の貯蔵庫は、大霊の子供たち一人ひとりに開かれているからでございます。向上心と謙虚さと奉仕精神にあふれ、強大な霊力(霊団)の道具になることを願う子供たちは、その貯蔵庫を自由に活用することができるのです。
私たちは、全ての人間の魂に秘められた潜在能力(霊能力)を明かそうとしております。私たちは、地上の子供たちが、(霊的)無知から閉じ込めてしまっている潜在能力に気づき、物質の障壁を突き破って霊的高みを目指す日々の努力の中で、その能力(無限の貯蔵庫を自由に活用することが出来る霊能力)を自由に発揮できるようになるのを待っているのです。” P218
以上のように、シルバーバーチは霊訓の中で潜在能力(霊能力)を発揮して、“霊力”をもっと自由に活用しなさいと述べています。その理由として、“魂が目を覚ますと、その奥に秘められたその驚異的な威力を認識するようになります。それはこの宇宙で最も強力なエネルギーの一つなのです。その時から霊界の援助と指導とインスピレーションと知恵を授かる通路が開けます。”(「シルバーバーチの霊訓」一巻 P34 スピリチュアリズム普及会)と語っているからです。
そのためには、スピリチュアリストとして“本当の自分”は霊魂であり、神の分霊を内在しているという霊的覚醒・自覚が必要で、おなじ神の分霊だからこそ魂の進化に応じて、私たちは衷心からの祈りによって霊能力を発揮し、霊界の指導霊や神の貯蔵庫にアクセスすることができるようになるのです。
そのことをしっかりと自覚した上で、霊性を一段と高めて霊界の高級霊から正しくインスピレーションを得るための心がけを以下に挙げてみます。
- “本当の自分”の心・霊性心を発揮し、良心の声に従って霊的摂理に順応した生活をおくる
- 守護霊・指導霊を絶対的に信頼し、すべてを任せてその援助や“導き”を常日頃意識する (指導霊のイメージがわかなければシルバーバーチでもよい)
- 心の平常を取り戻し、不安や心配の念を抱かない
(冷静で受容的な心を保つことで、具体的には瞑想やリラックス音楽等によって、短時間ではあっても心を空にして落ち着かせることを常に心がける)
などが挙げられます。
なお、上記の1でいう霊性心を発揮するとは、自分を愛するように隣人を愛すること、人のために役立つことをすること、自我を高めるように努力することなどが挙げられています。 P20
“私たちの目的は、人目を引くことばかりしたがる見栄っ張りを喜ばすことではありません。人類の霊性を引き上げ、使わずに忘れ去られてきた大霊から授かった霊力(霊能力)をもう一度、見いださせてあげることなのです。”
(「シルバーバーチの教え」 下巻 P23 スピリチュアリズム普及会)
しかしながら、ここで述べられている内容は、簡単に短期間で身につくものでは決してなく、霊訓にありますように、霊に関わることは慎重な養成とゆっくりとした霊的成長が必要であり、そのことは高級霊から正しくインスピレーションを受け取るための絶対条件となっています。
“霊性に気づいた人は真に目覚めた人です。神性が目を覚ましたのです。それは、その人が人生から皮相的なものではなく霊という実在と結びついた豊かさを摂取できる発達段階に到達したことの指標でもあります。”
(「シルバーバーチの霊訓」一巻 P34 スピリチュアリズム普及会)