大阪シルバーバーチの会 亀水忠茂

大阪シルバーバーチ読書会のご案内
人生に疲れた方、心配、不安の絶えない方、
いっしょに霊的摂理・真理を学んで人生の目的を知り、
共に限りある今生を力強く活きませんか。

第133回読書会

開催日/2023年10月3日(火)

時 間/午後7時~8時30分

場 所/大阪市立生涯学習センター
     TEL: 06-6345-5000(代)
     大阪市北区梅田1-2-2-500
     大阪駅前第二ビル5階
     アクセス案内:
     https://osakademanabu.com/umeda/access


内 容/「シルバーバーチの教え」 下巻 二十三章

     “さまざまな質問に答える”

     (スピリチュアリズム普及会発行)

     

持参品/「シルバーバーチの教え」 下巻

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profile

氏  名:亀水 忠茂

生まれ:1950年 男性 現役企業人(製造業)
住  所:兵庫県
趣  味:読書、クラシックカメラの収集
その他:

学生時代から常に人生の目的、意義を知りたいと探求してきました。

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ご案内

 世の中あげて、科学・物質万能、拝金主義に突き進んでおります。そして五感に感じる現実のこの世界が人生の全てであって、それを謳歌するためには、どうしてもお金や地位、権力が必要と信じきって、その実現のためにはああでもない、こうでもないと、じっとしていられない毎日を送っております。そのため不安、恐怖、心配事が朝、目覚めたときから脳裏をよぎり、いつもの取り越し苦労がまた始まります。他人のことをかまう余裕もありません。

 では、はたして目に見えるこの世界や身体が唯一のものなのでしょうか。世の中で言われるように、死とともにすべては無に帰するとすれば、ほとんど苦悩の連続の人生とは一体何なんでしょうか。

 あるいは昔からいわれているように霊魂という本当の自分、本体があって、じつはその霊の力というか、気のような生命エネルギーがその肉体を動かしているのでしょうか。

 今の私たちの人生はとても短い一度きりの貴重なものです。理性に照らして納得のいく答えを今生で見出したいものです。 私は迂用曲折の末、ようやく「シルバーバーチの霊訓」の中にその答えを見つけました。人生に疲れた方、心配、不安の絶えない方、いっしょに霊的摂理・知識を学び、人生の目的・意義を知って、共に限りある今生を力強く活きませんか。

 

 

 

次回読書会の霊訓の中から

  

すべての生命は大霊のものだということです。肉体が衰えて霊がその肉体から解放される時がくれば、人間は自然の摂理に従って死を迎えます。”

―愛する人に先立たれた者が、自らの命を絶つことは許されるのでしょうか。

 

いいえ、許されません。摂理の働きは完璧ですから、あなたはそれに忠実に従って生きなければなりません。摂理は大霊によって、すなわち完全なる愛によって統制されています。大霊はすべてのものに存在すると同時に、すべてのものを通して顕現しています。大霊によって統制されている摂理の働きを妨げる権利を有する者はいません。もしあなたが、摂理に反して自ら命を絶つとするなら、その行為に対する代償を払わなければなりません
例えば、熟さないうちにもぎ取ったリンゴは美味しくないように、あなたの霊に準備ができていないうちに霊界へ行ったなら、長い調整期間の中でその代償を払わなければなりません。愛する人々とも会えなくなります。自殺によって、あなたと周囲の人々との間に隔たりができてしまうからです。” (P166~P169)

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過去の読書会テキスト

 

今月の叡智の言葉 (2023年9月)

“私は今日まで、皆さんが知っておくべき霊的真理をシンプルな言葉で説いてきました。霊的真理に新たに付け加えるものは何もありません。今、地上人に必要とされているのは、(“本当の自分”霊魂の心、霊性心で)霊性を発揮して、霊力をもっと容易に受け入れられるようにすることです。現在の地上人類は、あまりにも霊力を否定しています。”
(「シルバーバーチの教え」下巻 P202 スピリチュアリズム普及会)

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寸 感(2023年9月)

―不安と安心― その5 (雑記)(2023.8.30)

下記Ⅱ.の霊訓に出てくる“心を開く”“魂の扉を開く”とは、一体どういう意味なのでしょうか。


Ⅰ.そこで私たち人間の“心”を分類してみますと、

①本能心(利己愛・自己中心など)・・・動物心

②感覚・感情心(愛憎など)

③理性心(理知的判断・自由意志など)

④霊性心(利他愛など)=“本当の自分”(真我・霊魂)の心・・・・神性心があります。

上記の①~③は顕在意識上の現在の私(仮我)の心、④は潜在意識下の“本当の自分”(真我・霊魂)の心のことで、その心には神の分霊が宿っており、良心とか道義心とかと言われている霊魂の心、霊性心のことです。


―良心(コンシャンス)とは何でしょうか。
“良心は魂の一部であり、正しいことと間違ったことを区別します。良心はハカリのようなもので、あなた方はそれによって善と悪を判断することができるのです。良心とは、魂の指針なのです。” (「シルバーバーチの教え」下巻 P206 スピリチュアリズム普及会)


本能心(自己中心・エゴ)とは肉体に属する心のことで、肉体をもったがゆえに全て地上世界(物質界)でのみ通用する愛憎やセックス、お金、社会的地位・名誉欲、支配欲などに価値基準をおき、人生の目標として生涯をかけて追い求めている心のことです。理性心はこの本能心や感覚・感情心の力に対してはとても弱く、負けやすい心です。
そしてこの①の本能心動物心(利己愛・自己中心)から④の霊性心神性心(利他愛)への心の成長の道は、“霊性進化の道”ともいわれています。


Ⅱ.霊訓の中で語られている“心を開く”とは、
The Great White Spirit is in each one of you. If you try to express that spirit, and if you will make your heart open, the Great White Spirit will pour through you the power and the revelation. (P240 Teaching of Silver Birch)

“あなた方一人ひとりに大霊が宿っています。もしあなたが、内在する大霊を顕現させようとして心を開く(“本当の自分”の心、霊性心を表に出す)なら、大霊はあなたを通して霊力と啓示をもたらすでしょう。” 
(「シルバーバーチの教え」下巻 P136 スピリチュアリズム普及会)

But if you will put yourself in the hands of the Great White Spirit and open your soul to receive that inspiration which comes from the Great White Spirit`s reservoir, you can be filled with that power which inspired the prophets of old.
(P231 Teaching of Silver Birch) 

“しかしあなたが、自らを神に委ね、神の貯蔵庫からインスピレーションを受けるために魂(本当の自分)の扉を開くなら、あなたの魂は古の預言者たちを鼓舞したのと同じ霊力によって満たされます。” (「シルバーバーチの教え」下巻 P118 スピリチュアリズム普及会)

“心を開く”“魂の扉を開く”とは、心の扉を開いて潜在意識下の“本当の自分”(霊魂)の心、霊性心(良心)を顕在意識上に引き出して神の摂理に順応することです。
そうなると“本当の自分”に内在している神性(神の分霊)が顕現しだし、インスピレーションをとおして霊力と啓示が神の貯蔵庫からもたらされるようになります。すなわち、神の愛と力のすべて、叡智、霊的知識、真理がもたらされるようになるとシルバーバーチは語っています。すなわち、霊力を受け取りやすくなって、霊的摂理の理解や悟りが深まるようになります。


“なぜなら、すべてのインスピレーション、すべての真理、すべての叡智、すべての啓示、すべての知識が蓄えられている無限の貯蔵庫は、大霊の子供たち一人ひとりに開かれているからでございます。向上心と謙虚さと奉仕精神にあふれ、強大な霊力(霊団)の道具になることを願う子供たちは、その貯蔵庫を自由に活用することができるのです。”
(「シルバーバーチの教え」下巻 P218 スピリチュアリズム普及会)


私たちスピリチュアリストが先の見えないことからくる不安や恐れ、悩みがフツフツと湧いてくるようなら、それは霊界の守護霊や指導霊の導きや護りに未だ自らが完璧な信頼をおいていない、という何よりの証左となります。
そこでいかにお先真っ暗と思われることでも、過去の奇跡的な展開による“導き”の体験を何よりの自らの揺るがぬ証拠として、今後も同様に“導き”があると信じ、摂理の神や指導霊の“導き”に完璧な信頼をもつようにできるだけ努めることです。
目には見えなくてもあなたは決して独りぼっちではなく、霊界の守護霊や指導霊が味方となって常にそばについていることを自覚し今後の“導き”を託せば、少なくともたとえ短時間ではあっても肩の荷が軽くなる実感を持つことができるでしょう。
不安の都度、このことを常に意識し自覚して、“もし、あなたが指導霊に対して完璧な信頼と信念を持つなら、すべてがうまくいくようになります。”(「シルバーバーチの教え」下巻 P181)というシルバーバーチの言葉を信じて、自らを神に委ね、あとのことは神や背後霊に全て任すことを都度繰り返せばよいのです。
“本当の自分”霊魂の心を開いてインスピレーションを受け取りやすくし、紆余曲折はあっても結果オーライに必ずなるという揺るがぬ信念をもって、その日一日を精一杯努力して時期が来るのを待っておれば、その内“導き”のシグナルがでてきて霊的摂理の正しさが証明され、背後霊への信頼がより一層深まることになるでしょう。


―マトメー
心を開く、魂の扉を開くとは、心を開き潜在意識下の霊性心で自らを神に委ね、受け身になって霊界からの指導と援助を求めて祈ること、そうすると導きやインスピレーションを受け取ることができるようになります。こうして、さまざまな問題のある地上人生を送る中で、“本当の自分”(霊魂)の心、霊性心で霊界を身近に感じ、常に導かれ護られていることを自覚しながら、インスピレーションを通して守護霊と共に歩む人生、正にこれが霊性進化の道なのです。

もしどの方向に進むべきか分からなくなったときには、いったん休止して心の平常を取り戻すことが大切です。そして霊界からの指導と援助を求めて祈るのです。私たちへの絶対的な“信頼”と“確信”があるなら、与えられる援助と霊力とインスピレーションに限界はありません。” 
(「シルバーバーチの教え」下巻 P87 スピリチュアリズム普及会)

 


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