大阪シルバーバーチの会 亀水忠茂

大阪シルバーバーチ読書会のご案内
人生に疲れた方、心配、不安の絶えない方、
いっしょに霊的摂理・真理を学んで人生の目的を知り、
共に限りある今生を力強く活きませんか。

第129回読書会

開催日/2023年6月13日(火)

時 間/午後7時~8時30分

場 所/大阪市立生涯学習センター
     TEL: 06-6345-5000(代)
     大阪市北区梅田1-2-2-500
     大阪駅前第二ビル5階
     アクセス案内:
     https://osakademanabu.com/umeda/access


内 容/

「シルバーバーチの教え」 下巻 二十章

“スピリチュアリズムの第一線で働く人々への励ましのメッセージ”

(スピリチュアリズム普及会発行)

     

持参品/「シルバーバーチの教え」 下巻

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profile

氏  名:亀水 忠茂

生まれ:1950年 男性 現役企業人(製造業)
住  所:兵庫県
趣  味:読書、クラシックカメラの収集
その他:

学生時代から常に人生の目的、意義を知りたいと探求してきました。

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ご案内

 世の中あげて、科学・物質万能、拝金主義に突き進んでおります。そして五感に感じる現実のこの世界が人生の全てであって、それを謳歌するためには、どうしてもお金や地位、権力が必要と信じきって、その実現のためにはああでもない、こうでもないと、じっとしていられない毎日を送っております。そのため不安、恐怖、心配事が朝、目覚めたときから脳裏をよぎり、いつもの取り越し苦労がまた始まります。他人のことをかまう余裕もありません。

 では、はたして目に見えるこの世界や身体が唯一のものなのでしょうか。世の中で言われるように、死とともにすべては無に帰するとすれば、ほとんど苦悩の連続の人生とは一体何なんでしょうか。

 あるいは昔からいわれているように霊魂という本当の自分、本体があって、じつはその霊の力というか、気のような生命エネルギーがその肉体を動かしているのでしょうか。

 今の私たちの人生はとても短い一度きりの貴重なものです。理性に照らして納得のいく答えを今生で見出したいものです。 私は迂用曲折の末、ようやく「シルバーバーチの霊訓」の中にその答えを見つけました。人生に疲れた方、心配、不安の絶えない方、いっしょに霊的摂理・知識を学び、人生の目的・意義を知って、共に限りある今生を力強く活きませんか。

 

◯おすすめ

友人の女性が経営する神戸市須磨区にある喫茶店(新須磨病院 隣)をご紹介します。スピリチュアリズム(特にシルバーバーチ)に関しては経験と知識がとても豊富で、的確なアドバイスが得られます。雑談も大歓迎ですので霊的摂理の話をする場がなくて困っておられる方は、どうかお気軽に遊びに来て下さい。
“喫茶りふれん”(午前8時~午後5時まで 定休日:毎月1日と日曜、祭日 TEL:078-737-3355)

 

次回読書会の霊訓の中から

  

“地上界は争いと敵意と不和に満ちあふれています。涙と悲惨さと流血に満ちあふれています。それでいて一人ひとりは「平和を!」と叫び続けています。そうした中で皆さんには、内部に潜在する可能性について思い出していただきたいのです。あなた方一人ひとりが大霊なのです。皆さんの内部には、大霊の無限の霊力が秘められています。それを呼び覚まし顕現させるなら、前途に立ちふさがるいかなる障害も打ち破ることができるようになります。
大霊から賜った霊力を顕現させるのです。皆さん方一人ひとりが、自由に使用できる無限の霊力を秘めた大霊そのものであることを自覚すれば、新しい時代の真の道具になれるのです。新しい時代は、漆黒の地上界にゆっくりと夜明けの光が差し込むことによって築かれていきます。いかに地位の高い人であっても、人間を頼りにしてはいけません。常に地上界の彼方へ目を向けてください。人類のためを思って導こうとしている霊たちからのインスピレーションに耳を澄ませてください。” P96

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過去の読書会テキスト

 

今月の叡智の言葉 (2023年5月)

“このサークルの指導霊も地上のほとんど全ての人種から構成された一つの共和国となっていることにお気づきでしょうか。そのようにした理由は、どの民族も他の民族にないものを所有しており、そのおのおのが独自のものを持ち寄ることによって最高のものが出来上がるという理解に達したからです。黄色人種ならではの貢献の場があり、白人には白人ならではの貢献の場があるということですが、今の段階では地上人類にはこの点の理解が十分ではありません。”
(「シルバーバーチは語る」 P78 スピリチュアリズム普及会)

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寸 感(2023年5月)

―不安と安心― その1 (雑記)(2023.5.01)


私たち霊的知識を学んでいる者といえども例外なく肉体を持つが故の物欲や性欲、金銭欲、支配欲等の煩悩や迷いなどの雑念妄想念が常にあります。加えて、日常生活では様々ないやな出来事がひっきりなしに日々発生してくるので、先が見えないことからくる心配や不安などの取越苦労もしょっちゅうです。そのため、一抹の孤独感も常に感じています。
このような状況のもとシルバーバーチのいう不動の心や安心感を持つには、一体どのようにすればよいのでしょうか。
地上における私たちの霊的な成長には、試練・困難などの“苦”の体験が必須の条件であるとする一方で、決して心配してはいけないとシルバーバーチは語っています。一見すると矛盾した話のようですが、このことはどのように理解したらよいのでしょうか。
私たち霊的摂理を学んでいる者がこのシルバーバーチの言葉を実行に移すためには、どうしても霊界への強い信頼や信念、霊的摂理への堅い信仰が不可欠となります。
では、その霊界への強い信頼・信仰はどのようにすれば得ることができるのでしょうか。
過去の“寸感”でもこれと同じ内容のテーマを何度か取り上げてきましたが、言うは易く行うは難しで、日常生活で実践できていないのが現実の姿ではないでしょうか。そのバロメーターが不安なのです。

 

―私たちの今の心境は、次のとおりです―
常に何か不満を抱いている人がいるものです。地上世界だけではありません。こちらの世界でも同じことです。それは自分の不完全さに気づいている証拠です。神の道具としてまだまだ十分でないという意識があるからです。そうした自己との葛藤を通して霊性の不完全さを克服し、神性の開発が可能になるのです。

(「シルバーバーチは語る」 P89 潮文社)


●高い知識を身につけた方はとかく自分をみじめに思いがちなものです。その知識が謙虚さ、真の意味での謙虚さを生むからです。 

(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P73 潮文社)

●魂を照らす光明へ向けて順調に頑張っておられるのに、自分では精神的に暗闇に居るように思っておられる。それで私が、怖がらずに突き進みなさい、とハッパをかけるのです。 
(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P72  潮文社)

⇒ 霊的知識を学ぶと良心の声が聞こえだして内部に光が差し込み、自らの心が煩悩まみれで罪だらけであることに気がつきます。それでいて霊界への絶対的な信頼がもてないことから救いへの確信はなく、精神的には暗闇に居て自分がとても小さくみじめに見えるのです。実は、そのことが真の意味での謙虚さとなって、向上進化への道、霊界への信仰や霊的な成長に繋がっていくとシルバーバーチは語っています。

 

―取越苦労の原因として―

あなた方は全体像がつかめないという宿命的な立場に置かれております。あなた方に見えるのはホンの一部だけです。 

(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P73  潮文社)

●物的身体に宿っている皆さんは、今生きている地上生活のことだけを考えます。それにひきかえ地上を去った私たちは、地上を無限に続く進化の歩みの中のほんのわずかな期間として捉えます。皆さんがとかく物事を見る焦点を間違えるのはそのためです。

(「シルバーバーチの教え」下巻 P72 スピリチュアリズム普及会)

 

―そのため往々にして―

●ある人が成功と思っていることが実は失敗であることがあり、失敗したと思っていることが実は成功だったりするものです 

(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P74  潮文社)


●今のあなたにとって重大と思える純粋に俗世的な問題―五十年後には何でもなかったとおもえるでしょうが、・・・P66

今あなたを悩ませている問題の多くは百年後にはすっかり忘れ去られていることでしょう。P69 
(共に「シルバーバーチの霊訓」 二巻 潮文社)

 

―改めて、人生に“苦”があるのは―
霊的身体の成長を決定づけるのは、(地上での)物的身体をとおして得られた体験です

(「シルバーバーチの教え」 下巻 P72 スピリチュアリズム普及会)

●あなた方一人ひとりの内部に宿された霊性が発達するのは、日常生活で生じる問題をいかに解いていくか、その努力をしている時です。何もかもラクに片づいている内は成長しません。

(「シルバーバーチは語る」 P91 潮文社)


あなたの人生も、あなたの個性をあなた自身で発達させるための手段だということです。

あなたの代わりにそれをやってくれる人はいないということです。魂の成長は個人的な問題です。
(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P71  潮文社)

 

―では“苦”への対処法は―

●他のあらゆるものを失い、取り逃がし、人生が底なし沼のように思われる時でも、(霊的)真理だけは必ずあなたの味方になってくれます。(その霊的真理は)不動の決意をもって泰然としていられる堅固な土台を提供してくれます。

(「シルバーバーチの霊訓」二巻 P65 潮文社)


●(霊的真理を)信じて頑張るのです。頑張りぬくのです。真実であると信じるもの(霊的真理)にしがみつき通すのです。 神は、あなたの方から見捨てないかぎり、絶対にあなたをお見捨てになりません。 
(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P76 潮文社)

自分の良心の命ずるままに行動しなさい、と。 

(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P73  潮文社)


●いわゆる良心の声に従えるほど冷静になればわかります。良心はいつも見つめております。それで私は問題に対する回答はかならず自分で得ることが出来ます、と申しあげるのです。

(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P75  潮文社)


●万事うまくいくという信仰、大霊の摂理と調和して生きればそれ相当の実りを手にすることができるとの信仰を持ってしかるべきです。 中略  不安を完全に捨て去ることが出来てしかるべきです。大霊とその摂理(霊的真理)の保護のもとに生き、そして行動しておられるからです。” 

(「シルバーバーチは語る」 五章 P84 潮文社)

 

―マトメー
“本当の自分”(霊魂)は物質界とは波動(波長)が異なるために、一旦、霊が物的身体をまとって地上界に出生すると、肉体の心である粗い波動の表面意識(顕在意識)が邪魔して“本当の自分”や霊界は潜在意識下に隠されてしまいます。
“本当の自分”が隠されたうえに、世間の荒波に日々私たちの心は翻弄され、大きな渦に巻き込まれて、さらには物質界の目くらませなどを毎日散々浴びせられ続けています。だからこそ、いくらシルバーバーチが霊訓で“あなたは大霊です”と語っても、一向にピンとこず、何度読んでもその言葉が心に残らず、当然、“本当の自分”は霊魂であるという自覚すら一切持てないのです。
しかしながら、このことによって霊性レベルの異なった者同士が同一の場、すなわち最も波動の粗い地上世界(物質界)という共通の場に、両極端の相対比較を通して摂理を学ぶために出生することが可能となるのです。
逆にいうと、このように波動(波長)が違うため霊界は五感に感じとれないので、私たちは霊界の存在を真底信じきることができず、私たちの霊界への信頼や信仰が常に揺れ動いています。
そのため、霊的知識を学んでいるにもかかわらず、常に心は不安定で霊界への不動の信仰や安心感が相変わらず持てていないのです。
それでも常日頃、霊的摂理にしがみつき摂理に順応した生活を粘り強く心掛けていると、霊的な視点で過去を振り返ってみたときに、これまでの“苦”の体験の真の意味、全体像が見えてくるようになります。そして、これまでのことは自らの霊的成長をうながすための霊界からの導きであったことに気づかされるのです。ここに至るまでの時間差は因果律同様、霊界での時間軸が物質界の太陽を基準とした機械的な地上の時間軸(24h)とは異なることからきています。
また、あわせてシルバーバーチが都度、その霊訓を通して私たちに語りかけ、導いてくれます。
とても地味で時間がかかり一見遠回りのようですが、このようにして少しずつ少しずつ霊界や背後霊への信頼につながっていくのです。
くり返しになりますが、霊界への不動の信頼を持つためには、このような霊的体験を何度も何度も繰り返す必要があります。私たちの心は潮の満ち引きの波のように霊界と地上界との間を引いては戻るの繰り返しで、残念ながらなかなか一足飛びにとはいかないものです。
それでもある程度この霊的な経験や実績を積んでくると、いつの間にか潮が大きく引いているようになっていて、魂“本当の自分”(大我)の導きに、意識している私(小我)は少しずつ任せられるようになっていきます。
将来が見通せない不安な出来事に対応して、これが自らの“魂”(本当の自分)に手綱をあずけるということです。
具体的には、始めはおっかなびっくりでも魂に手綱をあずけて煩悶を鎮めさせ、できるだけ霊的視点で物事を捉えて逃げずに向き合い、その都度精一杯良心の命ずるまま行動していれば良いということです。往々にして“良心の声”は、一番最初に聞こえてくるのが“良心の声”です。これが内的自我を表面に出しているということになります。
ひたすら努力してこれさえ守っていれば、いかなる渦中の中にあっても霊的真理(摂理・神)があなたを守り導いて、すべては佳きに計られるとシルバーバーチは約束しており、それが宇宙の法則、霊的真理であると明言しています。

“あなたに申し上げます。迷わず前進なさい。(なぜなら)これまでのあなたの人生で今日ほど魂が生き生きと目覚めておられる日はありません。(ですから)その魂に手綱をあずけてしまうのです。その魂に煩悶を鎮めさせるのです。すべては佳きに計らわれていることを知ってください。その安堵感の中にあってこそ、あなたの求めておられる魂の安らぎと静寂を見出されることでしょう。”
(「シルバーバーチの霊訓」 二巻  P76  潮文社)


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