大阪シルバーバーチの会 亀水忠茂

大阪シルバーバーチ読書会&人生の相談室
人生に疲れた方、心配、不安の絶えない方、
いっしょに霊的摂理・真理を学んで人生の目的を知り、
共に限りある今生を力強く活きませんか。

第140回読書会

開催日/2024年 6月11日(火)

時 間/午後6時30分~8時

(事前予約不要でどなたでも参加できます。入退出自由。途中約30分間のフリートークを兼ねたトイレ休憩あり)

場 所/大阪市立生涯学習センター
     TEL: 06-6345-5000(代)
     大阪市北区梅田1-2-2-500
     大阪駅前第二ビル5階
     アクセス案内:
     https://osakademanabu.com/umeda/access


内 容/「シルバーバーチの霊訓」第一巻  第五章

     “霊的交信の難しさ”

     

〔読書会に参加するには〕

持参品/なし。資料は会場に準備しております。

参加費/資料も含めて全て無料。

連絡先/kamemizu@violin.ocn.ne.jp

主 催/大阪シルバーバーチの会 亀水忠茂

(元大阪歯科大学教員70歳代)

 

[注意事項]
・読書会場、及び会場付近での特定の宗教や信仰、グループ、セミナー等への勧誘行為を行うことは禁止します。主催者の指示に従わない場合は退場していただきます。

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連絡先/mail

 

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ご案内

 私たちのこの地上世界は、今各地で戦争が勃発し、国を挙げて殺戮が行われています。
また、豊かであるはずの日本社会においても、陰湿なイジメによる自殺や、鉄道人身事故などあとを絶たず、連日の如く報道される若い女性の殺害など、悲惨な事件も数え上げればきりがありません。このように世の中は悪が堂々と横行しているようで、これではテレビのニュースを見るのも嫌になってしまいます。
他方、子供人口の約8%を占めると言われている自閉スペクトラム症などの神経発達症の問題も米国に遅れて大きくクローズアップされ、社会的な課題とされてきております。
このように私たちの世界は、苦難の多いとても生きにくい人生となっております。
そんな中にあって、"私"とは何なのか、"人生の目的"とは一体何なのかを真剣に考えざるをえません。
私は「シルバーバーチの霊訓」の中にその答えを見出しました。英国で約60年間にわたり語られてきたその摂理(宇宙の法則)の話を通して、この読書会・相談室が心配、不安、恐れを抱えて生きておられる方の助けとなりましたら幸いです。

[読書会の特長]

・読書会ですが輪読と講義形式の勉強会です。
・読書会の流れは、瞑想 → 輪読 → 講師解説 → 質疑応答です。(途中休憩・相談時間あり)
・読書会は宗教団体ではなく、また信仰的な雰囲気は一切ありません。
・「シルバーバーチの霊訓」を通して霊的真理を学びたい方や相談があれば、参加条件は定めず誰でも気軽に参加できる形式をとっております。
(そのため参加者にはいろいろな考え方の人が参加しており、思想的・宗教的バックグランドもさまざまです。)

 

 

 

 

 

次回読書会の霊訓の中から

  

“しかし交信が霊と霊、心と心、魂と魂の直接的なものであれば、つまりインスピレーション式のものであれば、そういった複雑な裏面操作抜きの、霊界からの印象の受信という単純直截なものとなります。その成功不成功は背後霊との合体の確信に基づく静寂と受容性と自信にかかっていますから、不安の念に動かされるほど結果はよくないということになります。一旦精神的動揺をきたすと、その不安の念の本質的性格の為に霊的通信が塞がれてしまいます。” P92

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過去の読書会テキスト

 

今月の叡智の言葉 (2024年5月)

いかなる状況のもとであろうと、まわりには光り輝く大勢の霊が援助の態勢で取り囲んでおります。裏切ることのないその霊の力に満腔の信頼を置き、それを頼りとすることです。
物質の世界にはこれだけは安全というものは何一つありません。真の安全は人間の目に映じぬ世界――地上のいかなる器具をもってしても測ることのできない永遠の実在の世界にしかありません。”

 (「シルバーバーチの霊訓」一巻 P102 スピリチュアリズム普及会発行)

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寸 感(2024年5月)

“地上人生の意味” (人生の目的)(2024.4.26)

(ページ数は、「シルバーバーチの霊訓」一巻 スピリチュアリズム普及会発行より引用)


誰にでも例外なく寿命があり、死という節目が必ずやってきます。そして、私たちの地上人生は長いようで短い人生でもあります。
どちらかというと嫌なことの方が多い人生であるかもしれません。また、スピリチュアリストといえども“今生の目的”や“真の生きる意味”を忘れて、その日その日の煩わしい雑事に追いまくられ、心配事や悩み事を抱えた生活を送っている人も多いことでしょう。
そこで大多数のただ漠然と日常生活を送っている私たちに向かって、次に行く世界からシルバーバーチはこの地上人生の目的を、次のように語っています。


“あなた方は神の縮図であり、その拡大が神というわけです。霊性の高揚と成長と進化を通して無限の神性を少しずつ発揮していくことによって、一歩一歩、無限なる神に近づいていくのです。徐々にではありますが、光が闇を照らすように(あなたの霊的)知識が無知の闇を明るく照らしていきます。成長、変化、進化、開発、発展――これが宇宙の大原理です。” P80


このように我々人間は未熟なミニチュアの神として、輪廻転生やカルマの解消をとおして永遠の時間をかけて神に近づいていく、とシルバーバーチは語っています。
この輪廻転生とは、“本当の自分”(霊魂)をダイヤモンドに譬えると、一つ一つのカット面が本体の霊的成長を求めて、その都度地上人生で神性を発揮し霊性を向上させるのに最もふさわしい条件や環境をあらかじめ定めて、地上にくり返し出生してきていることを指しています。


“地上に生を享ける時、地上で何を為すべきかは魂自身はちゃんと自覚しております。何も知らずに誕生してくるのではありません。自分にとって必要な向上進化を促進するにはこういう環境でこういう身体に宿るのが最も効果的であると判断して、魂自らが選ぶのです。ただ、実際に肉体に宿ってしまうと、その肉体の鈍重さのために誕生前の自覚が魂の奥に潜んだまま、通常意識に上がってこないだけの話です。” P38


霊的視点から見ると、この地上世界の出来事は全てが夢幻のしょせんは霧であり(P69)、いずれにせよ全ては一時的なものにすぎないのです。(P70) が、そのような状況の中で四苦八苦している私たちは、対極である光と闇、善と悪、愛と憎しみ、利己と利他等の比較対象の中で、どちらを選ぶか自由意志を行使するところに、悟りや霊的成長のチャンスがあるとシルバーバーチは述べています。 (P84)


“光と闇の両方がなければなりません。温かさと寒さの両方がなければなりません。喜びと悲しみの両方がなければなりません。自我(本当の自分・霊魂)を悟るにはこうしたさまざまな経験が必要です。” P72


地上世界での人間一人の一生は、せいぜい百年という一時の夢幻に過ぎない地上人生ではありますが、この地上世界は霊性レベルの異なる霊魂が混在することができる唯一の世界であり、さまざまな軋轢や試練、困難、病気などを通して教訓を学び霊的に成長する場として、いわば学校としてなくてはならないとても貴重な世界でもあるわけです。
その地上世界にあって私たちはさまざまな体験を経て、時期がくると霊の世界をおぼろげながら自覚しはじめます。そして徐々に“本当の自分”(霊魂・真我)に目覚め、霊的摂理を学び、その実践として霊性(神性)を発揮しはじめます。すなわち、己を忘れ人の役に立つ愛の行為を行うことによって霊的に向上進化するように、この地上世界は創られております。


実際に行う無私の施しが進化を決定づけるのです。” P82


己を棄てること――これが進化の法則です。” P83


地上世界では悩みや不安、心配、恐れが絶えることはありません。その理由としてシルバーバーチは、“人間の多くが悩みが絶えないのは、無意識のうちに物質の世界にのみ生きていると思い込んでいるからです。”(P74)と語っています。


では、すでに霊的覚醒をして霊的知識のある私たちは、唯物主義や利己主義が横行する物質界特有の世界に、もはやのみ込まれていないのかというと、まったくそうではありません。
物質世界では、宇宙の法則を維持・経綸している目には見えない手でふれることもできない霊の力や霊的な世界に、いっきに“不動の信念”をもつことは決してできないからです。それは正に、さまざまな体験をとおして一生涯をかけて徐々に信念を不動化していくものなのです。
以下の霊訓は、霊的に目覚めているはずの私たちに向かって語られています。


“人間は物質の中に埋もれた生活をしているためにバイブレーションが低くなっております。朝、目を覚まし、まだ意識が完全に働かないうちから、あれやこれやと煩わしいことや心配事の波にのみ込まれていきます。大きい悩み、小さい悩み、真実の悩み、取り越し苦労に過ぎぬもの等々いろいろあります。(中略)これは真理普及の仕事に携わる人にも“よくある話”なのです。” P70


別の個所では、私たちといえども“その日その日の煩わしい雑事に追いまくられ、心配事や悩みごとを抱えた生活を送っていると、私たちはつい意識の焦点をはずし、支援しようとして待機している背後霊の存在を忘れがちです。”(P68)と指摘しています。


誕生前に計画してきた今生の目的を120%達成するためにも、これらの言葉を決して忘れないように自戒して、霊的視点に比重を置き、日々霊的摂理を実践し、常に支援しようと待機している各自の守護霊や指導霊などの背後霊の存在を、片時も忘れないように心掛けたいものです。


“人間は誕生という過程において賦与される霊的遺産(神の分霊)を携えて物的生活に入るのだということを教えてあげたいのです。生命力(霊力)はいわば神の火花です。本性は霊です。それが肉体と共に成長するように意図されているのです。ところが大多数の人間は肉体にしか関心がありません。中には精神的成長に関心を抱く者も幾らかおります。が、霊的成長に関心を抱く者はきわめて少数に限られております。永続性のある実在は霊のみです。もしも私たちの尽力によって人間を霊的本性を自覚させることに成功すれば、その人の人生は一変します。生きる目的に目覚めます。自分という存在の拠ってくる原因を知ります。これからたどる運命を見極め、授かった霊的知識の意味をわきまえた生活を送るようになります。” P97


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